日本の歴史といえば忍者を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか?
そして忍者といえば伊賀と甲賀ですよね!
ところで伊賀と甲賀ってどっちが強いのでしょうか?
そこで当記事では、伊賀と甲賀がどっちが強いのか?また、対立の歴史や仲悪いのかについてもリサーチしてみました!
ぜひ最後までご覧ください!
- 伊賀流と甲賀流はどっちが強い?
- 伊賀忍者と甲賀忍者は対立して仲悪いの?
伊賀と甲賀はどっちが強いの?
#どうする家康
いまさら伊賀と甲賀違い伊賀忍者
・忍術、戦闘術に長ける
・子供の頃からスパルタ教育
・火術が得意
・金で動き、次々と主を変える甲賀忍者
・普段は農業や行商人で情報収集
・薬の扱いに慣れている
・くノ一は存在しない
・一人の主君に忠義を尽くす pic.twitter.com/hfL9zjkVrf— 福笑 (@smile106uvu) February 12, 2023
さっそくですが、伊賀と甲賀はどっちが強いのでしょうか?
数が圧倒的に多いのは伊賀
伊賀と甲賀のどっちが強いのかについては、直接的に全面対決したわけではないのでわからないというのが本当のところでしょう。
忍者について詳しく書いている資料などにもそういった記述は記されていないようです。
ですが数で圧倒しているのは伊賀忍者だと言われています。
ということは結果的に数でものを言わせるという意味で伊賀に軍配が上がるのかもしれませんね。
もちろん戦ったわけではないのであくまで推測ということになりますが。
甲賀忍者は百姓出身?
甲賀忍者は普段、百姓や商人として働いていたそうです。
百姓出身というのが正しい表現かはわかりませんが、普段は百姓として身分を隠していたと言い伝えられています。
ある意味本当の隠密行動?なんかかっこいいですよね(*^^*)
それも伊賀忍者に比べ数が少ないことが要因かもしれませんね。
そういう意味では諜報活動に長けていたのでしょうか。
伊賀と甲賀は仲悪い?対立していたのは本当?
伊賀と甲賀がどっちが強いかについては、はっきりしたことはわかりませんでした。
では実際に、伊賀と甲賀が対立したり仲悪いのか?について調べてみました!
ですがその前に、伊賀と甲賀とは一体何が違うのお伝えしていきましょう。
伊賀と甲賀は地域の名称
伊賀と甲賀の違いを一言でいうと、伊賀は三重県の名張地方を発祥とした流派。
対して、甲賀は滋賀県の甲賀市を発祥とした流派です。
流派が違うので、これまで歴史ものや大河ドラマなどで、伊賀と甲賀が仲悪いような描かれ方も多くされてきましたが、実際のところはそんな単純なことではないみたいですね。
忍者で有名な「伊賀」と「甲賀」って実はこれくらいの隣接した距離感ってのは意外に知られていない気がする🥷 pic.twitter.com/84JQiIk52T
— 習志野青龍窟 忍道家 (@3618Tekubi) September 10, 2022
そして意外なことに伊賀と甲賀ってすぐ隣同士の位置関係にあるんです。
関西、中部地方にお住まいの方ならご存じの方も多いでしょう^^
そして共にその形態は、今で言う傭兵みたいなものだという説もあるそうです。
この話がどこまで信憑性があるのかわかりませんが、もし本当なら忍者もお金で動いていたということでしょうか^^;
伊賀も甲賀も一枚岩ではなかった!
伊賀にも甲賀にも派閥みたいなものがあって、必ずしも一枚岩ではなかったようです。
しかしながらこのあたりのことについては、すべて解明されているわけではなく、解釈も様々。
上述の通り、忍者もお金で雇われていれば敵同士になって戦ったこともあったでしょう。
ですが、もともと対立したり仲悪いというような記録は残っていないようです。
対立していたのは正しくもあり間違いでもある!
歴史的に有名な伊賀と甲賀が対立したとされているのは、豊臣秀吉側についた甲賀忍者と、徳川家康側についた伊賀忍者、この話が元となって両者が仲悪いとされてきました。
ただ、結果的に敵対関係にあったのは、雇い主が違ったからであって、本来仲悪いとか対立していたわけではないんですね。
ですが伊賀忍者として有名な服部半蔵が、甲賀勢に協力を依頼して、服部半蔵の主君、徳川家康を三河に逃した話はあまりにも有名です。
ここでは詳しく触れませんが、「神君伊賀越え」で調べていただければ詳細を知ることができますよ。
そういったエピソードから見ても両者は必ずしも対立していたわけではなさそうです。
ちなみに服部半蔵は、伊賀甲賀関係なく、忍びを束ねる圧倒的な影響力を持っていたと言うのは本当のことでしょう。
まとめ
今回は、忍者の流派として二分する、伊賀と甲賀についてまとめてきました。
何かと取り上げられる伊賀と甲賀ですが、どっちが強いかについてはわからない、というのが正直なところでしょう。
対立や仲悪いかについては、結果的に違う武家に仕えたことで、敵対することになったのしょうね。
最期まで読んでいただきありがとうございました。